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仏式の作法

通夜

通夜は遺族や近親者、親しい友人が遺体に付き添い、故人をしのぶもの。最近では、仕事などによって日中に行われる葬儀・告別式への参列が難しいため、代わりに通夜に参列することが多くなっている。通夜にだけ参列する場合は、通夜に香典を持参する。葬儀・告別式にも参列するなら、香典はいずれかに持参する。

焼香の仕方

通夜、葬儀・告別式では故人の冥福を祈るため、仏式葬儀の参列者は焼香を行う。焼香の順序は遺族、近親者、友人・知人など故人と関係の深い人たちが終えた後、一般参列者が行う。

立てる場合

  1. ①右手で線香を1本とり、灯明に近づけて火をつける。
  2. ②線香を下にスッと引くか、左手であおいで炎を消す。(吹き消さないこと)
  3. ③線香を香炉に立てる。すでに立ててある線香とは間隔をあけて立てること。くっつけて立てるのはタブー。

寝かせる場合

  1. ①線香をとり、手で半分に折る。
  2. ②折った線香を束ねて灯明で火をつけ、手であおいで炎を消す。束ねたまま、香炉に寝かせて供える。